【効率化に疲れていませんか?】最適解を追い続けて失った3つの大切なもの

Uncategorized

最初に言っておくと、私はきっと効率厨だと思います(笑)。本業はもちろん、副業や日常生活も効率を常に意識して動いています。無駄な時間が嫌いで、常に「もっと良いやり方はないか?」と考えてしまうタイプです。

私はこれまで5年間、人員の厳しい部署で管理者として効率化を図ってきました。限られたリソースで最大の成果を出すため、あらゆる業務フローを見直し、自動化できるものは自動化し、無駄を削ぎ落としてきました。

でも、そんな私も「あれ、効率化って何のためにやってるんだっけ?」と疑問に思うことがあります。

この記事で伝えたいのは、最適解を歩むことが人生の全てではないということ。そして、効率化は自分の時間を作るための手段の一つに過ぎないということです。

効率化好き・・・だけど最近効率化に疲れてきてしまっている人にこそ読んでほしい内容です。


なぜ効率化やタイムパフォーマンスを重視すると、疲れてしまうのか?

「効率化をすると楽になる!」と思っていたはずなのになぜか疲れてしまう。よくある現象です。

これは現代社会ならではの要因がいくつか絡み合って発生しているのです。その原因をいくつかみていきましょう。

「目的」と「手段」がいつの間にか入れ替わってしまっている。

これは私のような効率化大好き人間がハマってしまう罠です。無駄なことが嫌いな私は、効率化の方法やデバイスなどをいつも調べています。そして調べた結果「この効率化面白そう!」と安易に飛びつき、やってみる。こんなことを繰り返しているうちに、当初の効率化の目的を見失ってしまっていることがあります。

効率化は「自由な時間を作る手段」だったはずが、いつの間にか「効率化すること自体が目的」になってしまっている。

この目的と手段の入れ替わりが発生すると効率化に終わりがきません。どこまで効率化を行っていっても達成感が得られず、これが疲れの大きな原因の一つになってしまっています。

コツコツパンダ
コツコツパンダ

これは私も上司に指摘されて初めて気づきました。なかなか自分では気づけないんですよね・・・。

何もしない時間に罪悪感を感じてしまう

効率化やタイムパフォーマンスを意識しすぎると、何もしない時間や趣味の時間に罪悪感を感じるようになります。

本来はリフレッシュの時間のはずなのに、「この時間、何か学んだ方がいいんじゃないか」「もっと生産的なことをすべきじゃないか」と考えてしまう。結果として、リフレッシュできない。休んでいるつもりが、心は休まっていない状態になってしまっています。

私も経験があります。休日にボーッとしていると、「この時間で調べたかったこと調べられるな」「副業進められるな」って考えが湧き上がってくるんです。せっかくの休みなのに、全然休んだ気がしない。そんな経験が皆さんにもあるのではないでしょうか?

SNSと情報過多がさらに拍車をかける

さらに世間の風潮がこれを加速させています。

SNSを開けば、毎日朝5時起きで筋トレして読書して副業して・・・と変態レベルでストイックな人、キラキラとした生活をしている人の投稿が目に入ってきていませんか?これが無意識のうちに自分と比較してしまい、「自分ももっとやらないと」と焦ってしまう原因となっています。

他人と比較して焦って始めた効率化は、結局長続きしません。そして、「自分はダメだ」という自己否定につながってしまいます。

さらに、AIの普及で多くのものが効率化できるようになりました。これ自体は素晴らしいことです。しかし、その裏で最新情報は目まぐるしく変わり、私たちは常に情報過多の状態になっています。「この新しいAIツール、使わないと遅れる」「この効率化テクニック、知らないとヤバい」。そんな情報が毎日のように流れてきます。追いかけようとすればするほど、疲弊していくのです。

結果として、失っていくもの

こうした状況の中で、私たちは大切なものを失っていきます。

  1. 心の余白と、本当の意味でのリフレッシュ:何もしない時間を楽しめなくなり、常に何かをしていないと落ち着かない状態になる。
  2. 自分の感覚で生きる力:他人と比較し、「最適解」を追い求めるあまり、自分が本当に何をしたいのかわからなくなる。
  3. 人間関係の深み:効率重視で「見返りのない時間」を避けた結果、表面的な関係ばかりになり、孤独を感じるようになる。

「楽になるはず」の効率化が、逆に心を苦しめてしまっている。これがタイパ疲れの正体です。

効率化は悪いことなのか?

ここまで読むと「効率化ってしないほうがいいんじゃないの?」と感じてしまったかもしれません。でも、そんなことはありません。

効率化そのものは、とても素晴らしいことです。私自身も、効率化の恩恵を毎日受けています。

つまらない作業や楽しくない仕事は、どんどん自動化し、効率化していけばいい。時間を節約し、エネルギーを温存するために、最適解を探すことには大きな意味があります。

ポイントは、何を効率化して、何を効率化しないかの使い分けです。

効率化すべき対象と楽しむべき対象を分ける

ゲームは、クリアするためにプレイするものではありません。音楽は、エンディングのために聴くものではありません。それらは、過程そのものを楽しむためにあるのです。

映画を倍速で観る。確かに時間は節約できます。でも、映画の余韻や音楽の間、ストーリーが心に染み込んでいく時間——そうした「体験そのもの」を味わうことが、本来の楽しみではないでしょうか。

つまらない作業は効率化して、その分、好きなことをゆっくり楽しむ。大切な人と何気ない時間を過ごす。この考えがとても大切です。


効率化疲れの今日から始められる5つの対策方法

では、具体的にどうすればいいのか。日常生活ですぐ実践できる方法を5つご紹介します。いずれも大がかりなことではなく、今日からできるものになっています。

1. スマホから物理的に距離を置く

スマホは特に危険性が高いデバイスです。

近くにあるだけで、隙間時間に「あれを調べようかな」「SNS見ようかな」と手が伸びてしまう。通知が気になって、集中が途切れる。物理的に近くにあるだけで、脳が常に「チェックしなきゃ」というモードになってしまうんです。

私がおすすめするのは、スマホを別の部屋に置くこと。「通知をオフにする」だけでは足りません。視界に入らない、手の届かない場所に物理的に離すことが重要です。

特に就寝前は、スマホを手元に置かない習慣をつけてみてください。眼精疲労やストレスが緩和され、睡眠の質も向上します。

2. あえて「何もしない」時間を作る

何も生まない時間こそ、心を回復させてくれます。

目的地を決めずに散歩する、ベンチでぼーっと雲を眺める、音楽や漫画に没頭する。これらを「無駄」ではなく、心のリフレッシュ時間として意識的に取り入れましょう。

3. 予定に余白を持たせる

毎日のToDoをぎっしり詰め込まない。

TODOをぎっしり詰め込んでも予定外のイベントが発生することがあるので、うまくいきません。家事や仕事は一度にまとめてやるのではなく小分けにする、計画に「ゆとりの時間」を残しておく。こうしたペース配分のゆとりが、かえって長期的な生産性も高めることに繋がります。

4. 目先の効率より、1年後の自分を想像する

短期的な損得ではなく、「この選択は、1年後の自分を幸せにしているか?」という視点で判断してみてください。1年後で考えられなければ1ヶ月後、明日で考えても良いです。

飲み会を断れば2時間節約できるかもしれません。でも、そこで生まれるはずだった人間関係や思い出は、お金では買えない価値があります。

5. 「何のために効率化しているのか」と、一度立ち止まる

疲れを感じたときは、一度立ち止まって考えてみてください

私は何度も何度もつまずいてきました。効率化自体に時間がかかってしまい本当に効率化になったのかわからないことも何度もありました。そういった時は一旦立ち止まり当初の目的を思い出すようにしています。効率化の目的は、時間を節約することではありません。自由を手に入れ、本当に大切なことに時間を使うためです。


まとめ:今すぐ始められる「最初の一歩」

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

効率化は悪いことではありません。でも、楽しむこと自体まで効率化してしまったら、それは本末転倒です。効率化は「手段」であり「目的」ではありません。

効率化やタイパ重視の状態に疲れを感じたら、まずは以下の4つのうち、1つだけ試してみてください。

  1. 今夜、スマホを1時間だけ別部屋に置いてみる → デジタルデトックスの第一歩
  2. 明日のスケジュールに「何もしない時間」を15分だけ入れる → 小さな余白が、心の回復につながる
  3. 「楽しみの時間」と「効率化すべき時間」を、1つずつ書き出してみる → 自分で境界線を引くことで、意識が変わる
  4. 「何のために効率化しているのか」を、一言で答えてみる → 意外と必要のないものも見つかるかもしれません。

全部を一気に変える必要はありません。ぜひ一つずつ試してみてください。少しだけ心が軽くなると思います。

以上コツコツパンダでした!また次の記事でお会いしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました