「今年こそは自分を変えたい」 そう思って始めた朝活や勉強、ダイエット。
やる気は十分だったはずなのに、気づけば3日と続かず、元の生活に戻ってしまっている……。そんな経験はありませんか?
正直に告白します。私自身、かつては「三日坊主の常習犯」でした。
「朝4時に起きて、読書をして、副業の時間に充てる!」 そう意気込んでみたものの、現実は甘くありませんでした。本業の残業で帰宅は遅くなり、やっと寝つけたと思ったら子供の夜泣きやミルクで起こされる日々。4時に起きるどころか、睡眠不足でフラフラ。
結局、早起き計画は数日で頓挫しました。その時感じたのは、「自分で決めたことすら守れない」という強烈な自己嫌悪と、「どうせ忙しいから無理だ」という諦めでした。
しかし、今の私は断言できます。
結論から言うと、社会人が習慣を続けられない原因は「意志の弱さ」ではありません。 ほとんどの場合、目標設定・環境・生活リズムを無視した“やり方の問題”です。 この記事では、多くの社会人がハマる7つの原因と、今日からできる対処法を解説します。

なぜ社会人の習慣化は難しい?続かない根本的な理由
学生時代と違い、私たち社会人の日常は自分だけの思い通りにはいきません。 急な残業、上司からの呼び出し、家事、育児……。自分の時間は、誰かの都合で簡単に奪われていきます。 そんな中で、気合いや根性だけで新しいことを始めようとするのは、武器を持たずに戦場に行くようなものです。
社会人が習慣を続けられない理由は「意志力が有限だから」
心理学的に、「意志力(ウィルパワー)」は有限のリソースだと言われています。 朝起きた時が満タンで、決断や我慢をするたびに減っていきます。
仕事で重要な判断をし、理不尽なことに耐え、満員電車に揺られて帰宅した頃には、私たちの意志力ゲージはほぼ「ゼロ」。そこから「さあ、勉強しよう」「ジムに行こう」と思っても、脳が拒否反応を示すのは当たり前なのです。
「続かない」のは、あなたがダメな人間だからではなく、脳が疲れているからです。
習慣が続かない社会人の原因7選|三日坊主のチェックリスト
では、具体的に何が私たちの習慣化を阻んでいるのでしょうか? 多くの人が陥る原因は以下の7つです。
- 目標が高すぎる(いきなり100点を目指す)
- やる気やモチベーションに頼っている
- 環境を整えていない(誘惑が多すぎる)
- 生活リズムを無視している(計画に無理がある)
- 結果を急ぎすぎている(即効性の罠)
- 例外ルールがない(完璧主義)
- 一人で抱え込んでいる(孤独な戦い)
1. 目標が高すぎる(いきなり100点を目指す)
これが最大の原因です。 先ほどの私の例で言えば、普段7時に起きているのに、いきなり「4時起き」を目指したこと。これが間違いでした。
理想の自分(100点)をいきなり目指すと、脳はそれを「急激な変化=脅威」とみなし、全力で元の生活に戻そうと抵抗します。
2. やる気やモチベーションに頼っている
「今日はやる気があるからやる」「疲れているからやらない」。 モチベーションを行動のスイッチにしている限り、習慣は続きません。なぜなら、モチベーションは天気のように移ろいやすいものだからです。
習慣とは、「やる気がなくても、歯磨きのように無意識にやってしまう状態」のことです。
3. 環境を整えていない(誘惑が多すぎる)
勉強しようと机に向かったのに、スマホの通知が鳴ってついSNSを見てしまった……。これはあなたの意志が弱いのではなく、「スマホが近くにある環境」が悪いのです。 人間は、目の前の誘惑に勝てるほど強くありません。
4. 生活リズムやイレギュラーを無視している
ここが社会人の一番辛いところです。 「毎日2時間勉強する」と決めても、残業が入れば物理的に不可能です。私の場合、「子供の夜泣きやミルク」という、自分ではコントロールできない要因を無視して計画を立てていました。
自分の生活リズムや、予期せぬトラブルを計算に入れない計画は、必ず破綻します。
5. 結果を急ぎすぎている(即効性の罠)
「1週間筋トレしたのに体重が減らない」「毎日英語を聞いているのに話せるようにならない」。 努力の成果は、ある日突然、二次関数的に現れます(成長曲線)。しかし、多くの人は成果が出る前の「潜伏期間」に耐えられず、「やっても無駄だ」と諦めてしまいます。
6. 例外ルール(プランB)がない
「毎日ランニングする」と決めた日に雨が降ったらどうしますか? 真面目な人ほど「雨だから走れなかった=失敗した」と捉え、そこで糸が切れてしまいます。「雨の日は家でスクワット10回でOK」というような逃げ道(プランB)がないと、一度のつまずきが命取りになります。
7. 一人で抱え込んでいる(孤独な戦い)
誰にも宣言せず、一人で黙々と頑張ろうとしていませんか? 人間は社会的な動物です。「誰かに見られている」「仲間がいる」という感覚がないと、サボることへのハードルが下がってしまいます。
習慣が続かない悩みを解決!三日坊主を抜け出す「目標の下げ方」
挫折と自己嫌悪の繰り返しだった私が、習慣化できるようになった転機。 それは、「目標をバカバカしいほど小さくしたこと」でした。
解決策1:「ベビーステップ」で脳を騙す
4時起きに失敗した私が次に設定したのは、「6時半に起きる」でした。 これなら、少し頑張ればできそうです。
そして、副業や読書の時間も「1時間」ではなく、 「昼休みに本を1ページだけ読む」 これだけに絞りました。
「えっ、たったそれだけ?」と思われるかもしれません。 でも、これが重要なんです。
- 本を1ページ開くことすらできない日はありません。
- 6時半に起きることなら、多少夜泣きがあってもなんとか調整できます。
目標を「絶対に失敗しようがないレベル」まで下げることで、脳の抵抗をなくし、「今日もできた!」という達成感を積み重ねるのです。
解決策2:「できたこと加点法」で自分を褒める
以前の私は「4時に起きられなかった(減点法)」で自分を責めていました。 でも、目標を小さくしてからは、「6時半に起きられた!偉い!」「1ページ読めた!最高!」と、できたことにフォーカスして自分を褒める(加点法)ようにしました。
自己嫌悪はエネルギーを奪いますが、自己肯定感は「明日もやろう」というエネルギーを生みます。
解決策3:「If-Thenプランニング」で迷いをなくす
「いつやるか」を具体的に決める最強のテクニックがこれです。 「もし(If)〜したら、その時(Then)〜する」と決めておくのです。
- If: 昼休みに入って、お弁当を食べ終わったら
- Then: すぐに本を開いて1行読む
「いつやろうかな?」と考える隙をなくし、行動を自動化させることが、忙しい社会人が習慣を作る鍵です。
まとめ:習慣は「才能」ではなく「技術」です

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 最後に、もう一度大切なことをお伝えします。
習慣が続かないのは、あなたのせいではありません。 ただ、目標が大きすぎただけかもしれません。 環境が整っていなかっただけかもしれません。
私が「4時起き」を諦め、「6時半起き」「1ページ読書」に変えたように、まずは「今の生活のままでも絶対にできること」から始めてみませんか?
- 参考書を1行だけ読む
- スクワットを1回だけする
- 寝る前に1分だけ日記を書く
正直、「こんなことやって意味あるの?」と感じるかもしれません。でも、その小さな「1」の積み重ねが、半年後、1年後のあなたを確実に変えてくれます。
「完璧じゃなくていい。とにかく辞めないこと」 これが、私たち社会人が自分を変えるための唯一にして最強のルールです。
ここまで、「習慣が続かない原因」についてお伝えしてきました。
では次に、原因がわかったあと最初に何から手をつければいいのか?
ぜひ次の記事も一緒にご確認ください。



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